2019年の高校生クイズ開催を願うクイズ好きな叔父のブログ

いつか甥っ子にも見てほしい、クイズに関するあれこれ

敗者復活と奇襲にもたくさんのウルトラ愛が

 お読みいただきまして、ありがとうございます。こんにちは、ダマサオです。先日放送された「衝撃のアノ人に会ってみた!」に、第4回のウルトラクイズの優勝者であり、ウルトラクイズ史上唯一の女性チャンピオンでもある上田由美さんが出演されていました。もしかすると自分の記憶違いかもしれませんが、今世紀最後の東京ドーム予選の時にちょこっと映っていたのを見て以来だったので、当時の面影を残したままの現在のご様子にとても感動しました。放送では、第4回のニューヨークでの映像のみならず、ニューオリンズでの水風船タッチダウンクイズなどの映像も放送されていましたので、これを機にぜひファミリー劇場さんで第4回のウルトラクイズを放送をご検討いただけないでしょうか、何卒宜しくお願いします。

 

 それでは今回は、今年の高校生クイズの敗者復活戦と奇襲についての感想をあれこれと綴りたいと思います。ロッキー山脈で敗れた3チームは即帰国とはならず、枡さんの待っていたロサンゼルスでの敗者復活戦で1チームだけフロリダへ行けることとなりました。ここで行われたクイズは「前進せよ! 戦車3択クイズ」です。3択クイズを3チーム同時に解答し、正解したチームの戦車のみ前進し前方の壁を突破していき、一番早く3つの壁を全て突破したチームが復活となります。

 

 やはり、ロサンゼルスで戦車といえば、第11回のウルトラクイズの戦車ロシアンルーレットを思い出します。今回も、あえてロサンゼルスで戦車を使うところに、スタッフの皆さんのウルトラクイズ愛をひしひしと感じています。3チームによる対決なので同じ形式とはいきませんので、今回のようなクイズ形式で納得です。戦車が弾を発射するだけでもかなりのお金がかかることとお察ししますが、前進する際に弾を発射して壁を壊してから前進するようにしていたら、発射の音で自分たちが正解したか分かるので、高校生の皆さんも正解しているかのドキドキと発射音の衝撃のドキドキで、より緊張感が高まる演出になっていたかもです。でも、今回の映像を見るだけでも、とてもお金のかかった敗者復活戦であったことが伝わりました。最後の1問も、3チームとも王手をかけた上に出した答えが分かれたので、まさに筋書きの無いドラマのようでした。

 

 復活した慶應女子を含め、勝ち残った6チームはフロリダのディズニーワールドに到着しました。恐らく、高校生の皆さんにはフロリダとしか伝えられていないので、場所を明かされず目をつぶって連れて来られた所がディズニーワールドであることが分かった時の驚きが、とても高校生らしく微笑ましい映像でしたね。ミッキーとミニーの登場にテンションが上がる様子や、パーク内を皆さんで一日楽しんでいる様子も本当にいい映像です。十分に満喫してぐっすりと就寝しているところに仕掛けられたのが、ウルトラクイズでは第8回・第13回・第16回などのグアムで行われた奇襲です。今回の高校生クイズでの奇襲は、第15回のオーランドでの奇襲を彷彿とさせます。

 

 ただし、今回の高校生クイズで行われたのは「奇襲」ではありますが、「奇襲クイズ」ではありません。ウルトラクイズでの奇襲クイズでは、クイズに敗れた1名が東京直行となりました。でも今回の奇襲は、午前4時に就寝中の各チームに一斉に携帯で連絡を入れ、一番早く荷物をまとめてロビーに来ることが出来たチームには、これから行うクイズでアドバンテージとなる+1ポイントが加算されるという、いわばボーナスゲームのようなものでした。女の子の部屋には無かったものと思われますが、男の子の部屋には隠しカメラが設置されていて、携帯で起こされ慌てて準備する様子が流れていました。皆さん状況を飲み込むのがとても早く、あっという間に準備していく中、男女ペアである栄東の男の子が女の子に対してあたふたしている様子は、こちらもやきもきしつつ微笑ましい限りです。

 

 奇襲もウルトラクイズではお馴染みの形式ですので、それをここで出してきたことにやはりウルトラ愛を感じています。ただ、女の子に奇襲を行うのは、演出上仕方が無いことではありますがちょっと可哀想です。全くの個人的な意見ですが、旅行での荷物を急いでまとめて部屋を出るのは、男の子の方が女の子より恐らく荷物が少ない分早いと思うんです。それだけでもハンデがある上、栄東の女の子のように身支度に時間がかかってしまうことも早く出られない要因だと思うと、この形式は女の子にはやはりちょっと可哀想です。なので、慶應女子の女の子たちは、この映像がずっと残ることを考えると、なりふり構わずよく頑張りましたと褒めてあげたいです。

 

 フロリダは奇襲がメインではなく、ここからが本当のクイズの開始となりますが、この続きは次回あれこれと綴りたいと思います。前回に引き続き、今回もスタッフさんたちのウルトラクイズに対する敬意を改めて感じ、ただただ感謝致します。トランプさんが大統領になることで、来年は高校生クイズの方向性も何か変わってくるのかもしれませんが、来年以降もぜひ高校生の皆さんに夢を与えてほしいと願っています。ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。