2019年の高校生クイズ開催を願うクイズ好きな叔父のブログ

いつか甥っ子にも見てほしい、クイズに関するあれこれ

来年の予選、このような形式はいかがでしょうか

 お読みいただきまして、ありがとうございます。こんにちは、ダマサオです。10月に入り、テレビ各局の番組改変期となりましたが、新しく始まるクイズ番組がほぼありません。その中でも、かつて楽しみに見ていたのに惜しまれつつ終了したものの、タイトルを少しだけ変えて復活する「クイズ スター名鑑」がとっても楽しみです。それでは前回に引き続き、全国一斉スマホ大会について書き綴らせていただきます。

 

 前回、選抜方法とそれについてのネットでの意見について、自分が感じたことを綴りました。ネットで辛口な意見が多数出た理由は、傾斜配点であることが予め知らされていなかったからなのでは、またその傾斜配点になっている問題に偏りがあったからなのではないかと推測してます。

 

 クイズの形式や選抜方法を考えるのは番組側なのですから、難問揃いの知力重視の回であったり、はたまたその逆に振り切った回であったとしても、そこを勝ち抜けた人たちが勝者であり、最後まで勝ち残った人たちが優勝者なのです。だから、例え自分に不利になるような形式であったとしても、勝ち残ることが出来なければ負けなのだと思ってます。きっと、予め最初にしっかりと説明がされていたり、大きな不公平感を抱かないような形式であったりすれば、勝ち残れなかったとしても納得がいく負け方になると思うんです。この部分は、今年参加してくれた高校生が、来年もまた参加したいと思ってくれるための大きな要因だと思いますので、決して疎かにしないでほしいと願っています。

 

 また、もう一つ不透明感を感じた部分があります。それは、敗者復活にあたる「21世紀枠」です。各都道府県の代表になれなかったチームの中から、成績の良かった13チームが選ばれたということですが、この13チームがどのようにして選抜されたのかは、予選や本編を見ている限りでは分かりませんでした。予選後のネットでのツイッターでは、予選の会場ではどのチームが復活したのかは発表されず、該当チームに直接連絡がいったようなのです。後からでは、学力の高い学校ばかりが選ばれたのではないかという疑念しか生まれないので、選抜理由などを説明した上でその場で発表した方が変な疑いを生まないで済むと思うんです。出来るだけブラックボックスになるようなことをせずに催した方が、参加した高校生の皆さんも例え負けたとしてもモヤモヤが残らないのではないでしょうか。

 

 そこで、もし来年も今年と同じようなスマートフォンでの全国一斉での予選を開催するならば、次のような方法をご提案させていただきたいです。クイズ形式は今年と同じなのですが、ルールを少し加えました。

 ① マルバツクイズ (5問) 1問1点

 ② 5ヒントクイズ (2問) 1問1点

 ③ アンケートクイズ (2問) 1問1点

 ④ 生チャレンジクイズ (1問) 1問1点

 ⑤ 3択70問クイズ (70問) 1問1点・1問3点が35問ずつ

 ①から④の合計10点と、⑤の35+105=140点との合計150点満点で、各都道府県ごとに総得点が高いチームに代表決定戦の権利が得られる、という形式です。

 

 加えたいルールとは、参加する高校生に「定番の問題を重視する」か「時事や流行の問題を重視する」かを、参加登録する際に選択してもらうことです。⑤の3択クイズを、定番問題35問・時事流行問題35問とし、自分たちのチームはどちらが得意かを加味して選択することで、得意な問題の方を1問3点とする傾斜配点を取ります。そうすれば、定番問題にめっぽう強いクイズ研究会所属のチームでも、流行問題に長けている女子のチームであっても、自分たちでどちらを重視するかを最初に選択することにより、不公平感を減らせるのではないかと思います。

 

 各都道府県ごとに、定番問題重視と時事流行問題重視の総得点上位1チームずつが集計で決まったら、いよいよ代表決定戦となります。どちらのチームが全国大会に進める代表になるかを、全国一斉でサドンデスでのマルバツクイズで決着をつけて、各都道府県代表を決定します。

 

 さらに、21世紀枠に代わって、①から④のクイズの正解率が高かった上位13都道府県は、サドンデスをせずに両チームとも全国大会出場のボーナスとします。残りの都道府県は、サドンデスによって決着します。そうすることで、代表60チームをその場で決定するのです。このボーナスは、①と②は会場全体で上手く協力すれば正解率100%になることも考えられるので、③と④の正解率だけを対象にした方がより良いかもしれません。

 

 来年高校生クイズの予選に参加する高校生は、もしかすると今年の予選と同じ方法で行うと想定して、予選に向けて対策を練ってくるかもしれません。高校生クイズの公式ホームページや参加者募集の事前番組などでも、その年の予選がどのようになるか随時情報を出していますが、その中に出来るだけ詳細なルールなども載せていただけたら、今回のようなネットでの辛口な意見はもっと少なくて済んだのかなと思います。参加した高校生にまた来年も来てほしい、放送を見た中学3年生に来年自分も出たいと思ってほしい、そんな思いでこのような予選の方法をご提案したいと思いましたので、もし高校生クイズの製作関係者の方にこのブログを目にしていただけるのでありましたら、何卒ご検討いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 予選について綴りたいことが長くなってしまい、なかなか全国大会について触れられませんでしたが、次回から全国大会について感じたことなどを書き綴っていきたいと思っています。ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。